◆ 感動 ◆
2011年 07月 02日思いを込めて取り組んできた京野菜レシピの画像をいれたラフを先日、スクーデリアさんから
いただき、色補正等はまだ一切してませんとの事でしたが、どれもイメージどおりの仕上がりに
心から感激!大変だったいえ楽しかった2日間の撮影のことを思い出しながら、何度も何度も見ては、
いろんな思いにふけってしまいました。それでなかなかブログ書けなくて・・・。
2日で32カット撮ったのですが、ラストのワンカットまでこだわり抜いて本当に良かったと思いました。
今回、私物のアンティークの器をたくさん使用しています。こんなことははじめて。
時代物の器はほんの少しでもニュウが入ったり、欠けたり、キズがついたりすると価値は10分の1以下に
なります。江戸のものは焼きがあまく、温かいものを入れるとすぐに小さなヒビのようなものが入ります。
漆もそうです。熱さで塗が焼けてしまうのです。だから、私自身も今回使用した器にお料理を盛るのは、
実は、はじめてなんです。ふだんはもっぱら、飾って眺めて楽しんでいるものですから。
それでも、今回はいろんな方の素敵な思いに触れ、多少の事はあっても、私のつたない料理が
そして、これまで集めてきた器がお役に立てるのなら・・・というそんな気持ちになれたのです。
ちなみに写真左、紫ずきんのすりながし汁が入っているそばちょこは江戸の伊万里なのですが、
この格子柄が京都の町屋の窓格子に似ていて私が絶対に外せなかったアイテムです。
右は根来塗の少し深めのお皿です。1本の木をくりぬきつくってあります。漆というと今はほとんどが
樹脂ですが、本漆の輝きは時代を経た今も色あせることなく、この堂々たる存在感に感服。
まだまだ書きたいことありますが、今日はこの辺にしておきますね。
そして最後に、
今回、私にこんなに素晴らしいお仕事の機会をつないで下さった
岸恵美子さまに、ご報告と感謝の気持ちを伝えさせてください。
そして、心よりお礼申し上げます。
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